2020年7月27日18:24
モビリティビジネス・プラットフォーム「SHOP STOP」を展開するMellow(メロウ)は、神戸市と連携し、生活利便施設(スーパー、コンビニ等)が充実していない住宅団地の縁辺部に対して、住宅団地の再生や都市のスポンジ化対策、withコロナにおける暮らし方の支援を目的に、市内の住宅団地6箇所(多聞台、美穂が丘、秋葉台、 君影町、中里町、東有野台)にて、キッチンカーと移動スーパー等を出店すると発表した。また、今後、住宅団地を含めた出店を検討する飲食店事業者に対して同実験への参加を募集し、参加事業者にはキッチンカーを無償で提供する。
今回キッチンカーに加え、移動スーパーなどの移動販売車も含めて、市内の計6箇所で約4カ月に渡る取り組みを行う。最終的には、継続的に運営可能なビジネスモデルを創出することで都市における課題を解決することを目指す。
また、同実験では、今後神戸市内の住宅団地へのキッチンカーなどによる出店を検討する飲食店事業者を対象にキッチンカーを無償でレンタルする。
キッチンカーでの提供を通じて、住宅団地での出店やキッチンカーの開業を検討してもらう。
なお、メロウは、必要なサービスを、必要な時に、必要な場所へ届けることができるキッチンカーをはじめとするショップ・モビリティによって、新しい社会支援基盤の構築に貢献していきたいとしている。ショップ・モビリティでは、車両の配車やマネジメントをデジタル上で運用管理し、アプリケーションを使ってユーザーの生活を豊かにする情報発信と店舗情報を提供するという。店舗の業態は、フードトラックをはじめ、移動型アパレル店や移動型マッサージ店といった、小売店、サービス提供店などがある。将来的には、オンデマンドでサービス提供を行い、事前予約や決済などの機能も実装する予定だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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