2010年12月2日19:01
三菱UFJニコスは12月1日から、店頭や訪問宅先で、保険料や定期購読料、月謝など各種料金のクレジットカード継続払い手続きを、モバイル決済端末を使い、即座に完了できるカード決済処理サービス「リカーリングシステム」の販売を開始したと発表した。
同システムは、顧客のカード情報をモバイル決済端末の無線通信を使って同社サーバへ登録しておき、ペーパレスで簡便に毎月の料金などをカード決済する汎用システム。具体的には同システムを採用する事業者は、店頭や訪問宅先で顧客の支払い手続きの際に、①モバイル決済端末の「カード登録」ボタンを押し、②顧客の提示した登録するカードを読み込み、③三菱UFJニコスへ送信、という流れで決済を行う。その場で初回のカード払いと同時に2回目以降のカード払い登録を行うことが可能だ。
カード情報は同端末には保存されずに暗号化され、データ送信後、同社が管理するため、カード情報などのセキュリティ(安全性)確保が大きな特徴だ。また、各カード会社への請求データの受け渡しやカード番号の有効性の確認、変更登録、カードの盗難・紛失の際の請求停止に至るまで、同社が一括して管理する。
三菱UFJニコスでは生命保険、新聞、LPガス、CATV、スポーツクラブなどに対し、初年度50社の採用を目指す。