2020年9月9日19:23
フライトシステムコンサルティングは、ソフトバンクの協力を得て、クレジットカード決済、電子マネー決済、QRコード決済に特化した同社のモバイル型キャッシュレス決済端末専用のネットワークを構築し、運用を開始したと発表した。
同社は、2010年9月より国内初のiPhoneやiPadをクレジットカード決済端末にする大企業向けソリューション「ペイメント・マイスター」を販売している。2016年には、マルチ決済装置「Incredist Premium(インクレディスト・プレミアム)」を発売開始し、大手携帯キャリア店舗での契約に伴うカード登録業務、高級ホテル施設での決済、レストランのテーブルチェックや観光タクシーでの決済、および旅行代理店等が導入している。
同社では、決済時に安定した通信を確保するため、ソフトバンクの閉域網サービスを活用し、同社のLTEネットワークと各決済センターを接続することで、同社のモバイル型キャッシュレス決済端末専用のネットワークを構築致した。動仕組みにより、インターネットを介さずに安定性の高いネットワークを実現し、スピーディーな決済が可能になったという。
同社オール・イン・ワン決済装置「Incredist Trinity」、および無人精算機向け決済装置「VP6800」においては、同モバイル型キャッシュレス決済端末専用ネットワークを活用した遠隔リモートログイン機能を実現した。安定性の高い通信の提供に加え、店舗、駐車場、ホテルや病院などの決済装置に対して、迅速で円滑な保守サポートを行うことが可能になるそうだ。
現在では、同専用ネットワークを通じすでに1万台以上の同社決済端末が稼働を開始しており、日々スピーディーな決済を実現しているという。