2020年10月1日8:36
エデンレッドジャパンは、2020年9月30日、紙の「チケットレストラン」食事券から電子カードタイプの「Ticket Restaurant Touch(チケットレストラン タッチ)」への移行が完了したと発表した。
同社では、電子化移行計画を2018年に発表して約2年の間に、国内の電子決済環境や職場環境、働く人々の職業観や働き方そのものが変わってきたという。特に2020年春からの新型コロナウイルス感染症拡大予防対策として政府が提言した「新しい生活様式」にともなうキャッシュレス化の加速や在宅勤務の推奨により、働き手の昼食事情も様変わりした。在宅勤務の増加によって、社員食堂の利用機会やオフィス周辺の特定の飲食店での昼食機会が減少する一方、就業形態や場所にとらわれない自由度の高い福利厚生に切り替えて従業員を支援する企業が増えている。社食の代替手段として「チケットレストラン タッチ」を活用する食事補助もその1つであるという。
2020年の新規導入企業分と合計すると利用者数は前年同期比で4倍に増え、電子化の効果を裏付ける結果となったそうだ。なお、「チケットレストラン タッチ」利用可能店舗数は2020年10月1日時点で6万600店を超えている。
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ペイメントナビ編集部
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