2012年4月25日19:07
富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP)は、2012年4月25日から、暗号化ファイル伝送ツール「Confidential Posting(コンフィデンシャルポスティング)」を販売開始すると発表した。
同商品は、「大容量」のデータを、インターネット経由で安心・安全に、かつ簡単に伝送可能にするパッケージであるという。金融機関を中心に約1,000社に対し、マルチプラットフォーム対応の暗号化ツール「COMPLOCKシリーズ」を提供してきた同社独自の「ラッピング技術(特許出願済)」により、受信者側でID登録やセットアップをすることなく、高セキュリティのデータ送受信・返信を実現する。また、データ送信時の端末からのAESによる暗号化や、データ送信後の復号化取り消しなどの機能も実現する。
さらに、「承認ワークフロー」や各種認証・制限などの豊富な機能を実装し、顧客の既存業務システムとの連携など、柔軟なカスタマイズも可能だ。
価格は、パッケージ本体が 52万5,000円から、保守 10万5,000円/年からとなる。同社では、販売開始から3年で6億円の売上を目指す。