2013年3月6日21:00
富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP)は暗号化ファイル伝送ツール「Confidential Posting (コンフィデンシャルポスティング)」のクラウド版を、2013年3 月6 日から販売開始したと発表した。
Confidential Postingのクラウド版は、サーバを持たずに手軽にデータのやりとりをしたいという顧客の要望に応え、2012 年4 月に同社が販売を開始した導入型のクライアント・サーバ型パッケージ「Confidential Posting」の機能を搭載し、機密データや大容量データをインターネット経由で送受信できるクラウド型のファイル転送サービスである。
具体的には、システム構築費用やシステム運用のコストが不要なため、コストを抑えて利用可能だ。また、システム導入や運用の手間が不要なため、必要な時にすぐにサービス利用が可能となっている。
さらに、導入型のクライアント・サーバ型パッケージで提供されるセキュアなファイル送信機能(ファイルそのものを暗号化、送信後の取消など)をそのまま提供するという。
また、ActiveDirectory 連携など、顧客独自のカスタマイズが可能な「専用型」と、安価で短期間の導入が可能な「共用型」の2つのサービスタイプから選択可能だ。
販売価格(税込)は、初期費用 10万5,000 円から、月額費用 4万2,000 円/月からとなる。同社では、販売開始から3 年で1 億4,500万円の販売を目指す。