2012年8月2日0:21
NTTデータ先端技術は、IPv4アドレスが割り振られた機器だけではなく、IPv6アドレスが割り振られた機器に対しても、不正アクセス監視サービスおよび不正アクセス遮断サービスを提供できるようサービスを拡張し、2012年8月1日から提供開始すると発表した。
これにより、「IPv4/IPv6デュアルスタック環境のシステム」、「IPv6/IPv4トランスレータを介したIPv6システム」や「IPv6のみで構築されたシステム」などにおいても、不正アクセス監視サービスおよび不正アクセス遮断サービスをこれまでと同様のサービス品質で利用できるようになるという。
不正アクセス監視サービス(IDS:Intrusion Detection System)は、不正アクセス対策をアウトソーシングすることで、24時間365日セキュリティリスクを低減できるサービスである。外部からの不正侵入や内部からの不正行為をリアルタイムに監視することで、状況や危険性を的確に判断し、適切な対処案を提示するという。
一方、不正アクセス遮断サービス(IPS:Intrusion Prevention System)は、顧客固有のシステム環境にあわせてIPSのポリシーをカスタマイズ・運用し、ワーム等の攻撃を遮断・検知するサービスである。ファイアウォールでは防御できない不正アクセスを24時間365日ブロックする。ファイアウォールを通過するワーム、パッチ未適用の脆弱性に対する攻撃等をリアルタイムに遮断することでシステムを保護し、管理者様のセキュリティ運用コストを削減するという。