2010年10月7日11:10
アカマイ・テクノロジーズ合同会社は10月6日、電子決済セキュリティサービス「Edge Tokenization」を発表した。
同ソリューションは、eコマース事業者の既存の電子商取引のワークフローを中断することなくシームレスに導入が可能であるという。Web小売業者のインフラにWebトランザクションが到達する前に、アカマイのクラウド・エッジでクレジットカード情報を「トークン」に変換する。
また、事業者がPCI DSS のコンプライアンスに必要なコストを低減しながら、情報の盗難およびコンプライアンスのリスク軽減ができるよう支援する。事業者はオンラインショップのインフラからクレジットカード情報を分離することにより、クラウドにて、事業の展開ができるようになる。
既存の決済ゲートウェイ・アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)との通信をサポートし、カードとその所有者に関する情報をトークン化することで、企業にとってセキュリティ上リスクの高いクレジットカード情報を企業インフラ内のディスクに保存することを不要にしているという。
アカマイは、同社のクラウドベースのテクノロジーと、Visaの子会社である決済事業者のCyberSourceが有するトークン化ソリューションを統合し、トークン化されたデータのシームレスな送信を可能にしている。