「eKYC」機能をアプリに組み込む開発キット発売(DNP)

2019年10 月25日11:30

大日本印刷(DNP)は、銀行口座の開設などで必要となる本人確認手続きをオンラインで完結できる「eKYC(Know Your Customer)」の機能を、企業等が自社のアプリ等に組み込むだけで利用可能になるソフトウェア開発キット(Software Development Kit:SDK)を2019年10月末に発売すると発表した。

「eKYC」SDKの運用の流れ(イメージ)(DNP)

DNPは2018年4月に、金融機関などとともに「本人認証・本人確認アプリ」の実証実験をスタートし、同アプリの提供を推進してきた。2018年11月以降、「オンラインで完結する自然人の本人特定事項の確認方法」に準拠したeKYC機能を、自社のアプリに組み込みたいというニーズが拡大しており、今回、この需要に対応するSDKとして発売することとなった。

DNPは、利用者と対面せず、オンラインでの本人確認を必要とする企業に対して「eKYC」SDKを提供し、eKYC関連の事業全体で2023年度に5億円を目指す。

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ペイメントナビ編集部

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