2021年2月18日19:36
長電バス、三井住友カード、小田原機器、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は、長電バスの運行する急行バス志賀高原線(長野駅~志賀高原間)の車内において、Visaのタッチ決済およびQR決済(PayPay、Alipay)によるキャッシュレスのセルフ決済を導入すると発表した。公共交通機関へのVisaのタッチ決済導入は甲信越地方で初となる。
キャッシュレス・セルフ決済導入により、バス車内に設置されたタブレット端末「SELF」を利用者自身で操作し、金額を確定し、かざすことで決済が完了する。これまで、急行バス車内では、現金での決済しかできなかったが、キャッシュレスでの決済が加わることで急行バスの利便性が向上し、公共交通機関の利用を促進させるという。
また、運転士との間で直接現金をやり取りせずに運賃の支払いが可能となり、コロナ禍に伴う“非接触”に対する消費者意識の高まりにも応えていくことができるそうだ。さらに、国際標準の認証技術を活用したVisaのタッチ決済を導入することにより、非接触決済サービスの提供が可能となる。
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ペイメントナビ編集部
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