2021年2月22日17:00
ジェイアール東日本都市開発とパナソニック産機システムズは、2021年2月22日~3月12日まで、キャッシュレス決済機能付きショーケースを用いた無人販売の新サービス「EKIPICK SHOWCASE(エキピックショーケース)」の実証実験を、JR総武線船橋駅直結のショッピングセンター「シャポー船橋」で実施している。
同実証実験では、明本フーズの弁当と鍋キットが非対面で購入でき、また駅ビルの営業時間外での購入も可能だ。同実証実験では、コロナ禍における買い物時間の短縮や非対面販売・受け取りニーズへの対応に加え、店舗のオペレーション軽減やフードロス削減の効果について見極めを行い、今後の事業展開に活かすという。
「EKIPICK SHOWCASE」は弁当やスイーツなどの商品を、駅ビル内に設置したキャッシュレス決済機能付きのショーケースで無人販売するサービスだ。パナソニック製の「キャッシュレス決済機能付き冷蔵ショーケース(画像認識タイプ)」は、 カメラによる画像認識と重量センサで取り出した商品の種類と数量を判別しキャッシュレス決済することができる、 無人販売用のショーケースとなる。
購入にあたってはPayPayアプリを使用し、一定額のPayPay残高が必要だ。利用者は、ショーケース前面のタッチパネル上で金額(3,000円、 5,000円、1万円)を選択し、表示されたQRコードをPayPayアプリでスキャンする。残高が確認されると扉が解錠され、ショーケース内の商品を取り出すことができる。扉を閉めると、ショーケースが商品の種類と数量を判別しタッチパネルに購入金額を表示。購入を確定する決済が処理される仕組みだ。
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ペイメントナビ編集部
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