2010年12月21日16:40
NTTデータは12月21日から、商業施設などの構内LANに対応したカード決済端末「INFOX」から、「INFOX-NET」センターへ接続する通信回線のメニューとして、従来の専用線などに加え、新たにBフレッツによる直収サービスの利用申込の受付を開始すると発表した。
これまで、LAN対応「INFOX」から「INFOX-NET」センターへの接続には、専用線(ディジタルアクセス64、128)による直収とインターネット経由での接続サービスを提供してきたが、INFOXを利用する加盟店舗より、通信コスト削減の観点から商業施設などの構内LAN設備を活用し、専用線と比べて通信料金のより安価なBフレッツ直収対応の要望が多く寄せられていたという。
同サービスは従来の専用線直収サービスに比べ約半分の月額料金で「INFOX-NET」へ接続し、多数の端末の運用が可能になる。また、メイン回線であるBフレッツの万一の故障などに備え、バックアップ用のISDN回線接続メニューを用意しているという。さらに、NTTデータでは、「INFOX-NET」LAN接続対応に必要なBフレッツ回線手配を一手に引き受け、加盟店の導入手続きの負担を軽減する。
加盟店は同サービスの導入により、LAN対応「INFOX」の導入に際し、通信コストの削減と決済処理速度の向上を図ることが可能となる。NTTデータでは5年間で約300社への提供を目指す。