2010年9月16日18:26
NTTデータは9月16日、POS端末を利用する小売事業者向けに「中国銀聯決済サービス」を開始すると発表した。ASP型で中国銀聯決済サービスを提供するケースとしては国内初となる。
同社では2005年から日本国内における中国銀聯決済実現のために、カード決済総合ネットワーク「CAFIS」を中心として、ATMにおけるキャッシングサービスや小売店での決済端末「INFOX」、決済サーバによるショッピング決済サービスを提供してきた。これら従来のサービスに「PastelPort(パステルポート)中国銀聯決済サービス」を加え、中国銀聯カードを日本国内の流通小売企業の保有するPOS端末で取り扱いができるようにする。同社ではPastelPortの銀聯対応について、多様化する各種決済のオペレーションをPOS端末で一元化し、容易に導入したいという流通小売業のニーズに応えたものであると発表している。