スタジアム飲食のモバイルオーダー実証実験(GINKAN/川崎フロンターレ)

2021年3月10日12:16

GINKANと川崎フロンターレは、徳島ヴォルティス戦会場(等々力陸上競技場)のスタジアム内の飲食店におけるモバイルオーダーの実証実験を2021年3月10日(17時~)に実施すると発表した。シンクロライフのモバイルオーダーが、Jリーグのクラブチームに導入されるのは初となる。

シンクロライフアプリを川崎フロンターレモードにし、モバイルオーダー画面にて注文と決済を実行。店舗でスマホ画面を提示し商品を受け取る。

シンクロライフモバイルオーダーUI。本実験を経て、2021年4月以降よりスタジアム内のモバイルオーダーを、一般のユーザーに向けて広く実用化する予定。また今後は、飲食店支援プロジェクトとして地元川崎の飲食店への、試合後フロンターレのサポーターを送客する機能も実装予定(GINKAN)

サッカー観戦における飲食物の購入は、購入タイミングが試合前かハーフタイムに集中するため、待ち時間が30分を超える行列ができたり、購入できない人が出てしまうことが課題だった。加えて、新型コロナウイルス感染対策のため、行列による密を回避するという新たな課題も生じている。そこでシンクロライフのモバイルオーダー機能を活用することにより、ユーザーは予めメニュー選択と決済が可能となり、行列に並ばずに商品を受け取ることができるようになる。また、飲食店もレジ作業に割く時間を削減できるため、より多くの人へ商品提供ができるようになり、販売の機会損失を防ぐことが可能だ。さらに、非接触のキャッシュレス決済ができるため、購入者、販売者双方のウイルス感染対策となり、安全も守れるとしている。

なお、同実証実験は、GINKANが株式会社川崎フロンターレと共に提案し、神奈川県の「ビジネス・アクセラレーター・かながわ」に採択された、「スタジアム飲食と地域活性化をDXで実現」プロジェクトにて発案したものだという。

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ペイメントナビ編集部

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