2021年5月18日8:00
キャッシュレス化の流れに伴い、今年も加盟店のEMV対応が進んでいる。EMV対応のためのブランド認定試験は欠かせないが、ほぼ加盟店への設置が可能な状態で実施しなければならないにもかかわらず、開発半ばのような状態でテストを行いその結果テスト結果の信頼性に疑問を呈することがある。予めいくつかのポイントを押さえておくことでテスト期間を短縮してブランド認定試験を完了することができ、またスムーズな本番運用が行えると思われる。弊社が対応した直近の事例を元に、2回に分けて端末側について解説する。
Fime Japan
端末画面インターフェースの5つの問題点、記事のポイント!
①メニュー操作を液晶画面から行うか、キーパッドから行うか(比較的小型端末の場合)
②「お待ちください」の表示
③暗証番号の扱い
④多言語化
⑤非接触EMV取引時の処理
●端末画面のユーザーインターフェース
決済金額を確定してからカードを挿入(またはタッチ)して処理を行うまでの流れでどのようなメッセージを出すか、音を出すか、色を変えるか等の一連のユーザーインターフェースの構築は重要であり、加盟店側のポリシーが色濃く出るところである。ブランド認定試験の条件だけを見ればごく簡潔に書かれているが、実際にテストを行うと以下のような点が問題となってくる。
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