2021年9月19日8:00
DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)は、金融・決済業界向けのシステム開発・管理に強みを持つインド企業、Vizitech Solutions Private Limitedの発行済み株式の60%取得を通じて、同企業をグループ化した。
Vizitech Solutionsは、世界のIT市場を牽引する成長市場であるインドで2012年に設立された、システム運用・管理を一括して請け負うマネージドサービスを中核に事業展開するシステム開発・運用会社だ。世界各国の金融システムの開発・運用で実務経験を持つエンジニアが多数在籍しており、ペイメントカード業界の国際セキュリティ基準PCI DSSに準拠した環境・体制下で、金融業界に特化した高度な開発・運用・監視が多言語(日本語・英語・ヒンディー語)で対応可能だ。DGFTは2016年よりVizitech Solutionsと決済プラットフォームの開発・運用・監視業務で協業している。DGFTは今後、より高機能で付加価値の高い決済・金融ソリューションを創出すべく、高度な技術力を保有するVizitech Solutionsのグループ化を通して、開発基盤を増強するとしている。
なお、Vizitech Solutionsは、DGFTの投資先企業でEmbedded Finance(プラグイン金融)事業を展開するKipp Financial Technologiesのシステム運用業務を支援しているそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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