2011年2月3日17:41
滋賀県とイオンは2月3日、包括的連携協定を締結すると発表した。同協定により、滋賀県とイオンは、産業・観光振興、特産品の販売促進、防災、環境保全、食育など10の項目について両者で協力してさまざまな取り組みを進めるという。
同協定に基づく取り組みの1つとして、イオンは2月10日から「しがマザーレイクWAON」カードを発行する。カード販売場所は西日本エリアを中心としたジャスコやサティなど約70店舗で、順次拡大予定。カード販売目標は初年度5万枚で、発行手数料は1枚300円(税込み)。チャージ可能金額は上限5万円(一回あたりのチャージ金額は2万9,000円)となっている。
同カードが全国9万5,500箇所にのぼる「WAON」加盟店で利用された場合、その金額の一部を、イオンから琵琶湖の自然と滋賀の豊かな歴史的文化的資産を次の世代に引き継ぐことを目的に設立された「マザーレイク滋賀応援基金」に寄附するという。また、同カードの発行を記念し2011年4月に、近江ゆかりの戦国武将浅井長政の三女「江」のふるさと滋賀県への旅行プレゼント企画を実施する予定だ。