2022年1月20日8:00
NTTドコモは、ドコモの研究開発や最新技術を活用したソリューションなどを紹介する「docomo Open House’22」を2022年1月17日~1月19日までオンラインで開催した。
今年は、次世代ネットワークサービス「6G」やNTTグループがめざす未来のコミュニケーション基盤「IOWN構想」実現に向けた研究開発の取り組み、XR、AI、セキュリティなどの最新技術を活用した、エンターテイメント、医療、教育、観光、広告・マーケティングなどさまざまなジャンルの展示が行われていた。
東京ビッグサイト(東京都江東区)のリアルの展示会場では102点を展示し、説明員による説明・デモンストレーションを実施した。
会場では、スマートフォンの日常使いから、要介護に至るフレイル(心身が虚弱になる)リスクを推定する取り組みを紹介した。フレイルは、本人が気づかないうちに進行するリスクがあり、健康状態からフレイルになる手前でリスクを把握することで、健康的な行動に誘導する必要があるという。これまでは医者の診断やフレイルチェックリストへの回答で推計していたが、診断頻度が少ないため、リスクを把握しにくい課題があったそうだ。
NTTドコモでは、日常的に持ち歩くスマートフォンを活用してフレイルリスクを見える化し、行動変容につなげる取り組みを実施。具体的にはスマートフォンの通話やLINEなどの利用ログ、歩数や睡眠、位置情報などのデータから、高齢者のフレイルリスクとその要因を推計し、リスク軽減に向けた助言を行うという。利用者は、アプリをインストールして初期設定すれば、フレイルAIを推計できる。
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