2022年3月29日21:10
ヘイ(hey)とPayPayは、heyが運営する「STORES(ストアーズ)」で開設したネットショップで、キャッシュレス決済サービス「PayPay」が利用可能になると発表した。
2021年の総務省調査によると、新型コロナウイルス感染症拡大によってネットショッピングを利用する世帯の割合は2020年3月以降に急速に増加し、2021年3月時点で2人以上の世帯の50%以上が利用する状況が続いている。この消費者のネットショッピング利用拡大に伴い、事業者が実店舗とネットショップの両方を運営する傾向は高まりを見せている。hey自社調査によると「実店舗とネットショップの両方を運営している」「今後、両方を運営していきたい」と回答した事業者は計82%に上り、実店舗とネットショップを融合したマルチチャネル化、OMO化の動きが進みつつあることがうかがえる。
今回、中小事業者向けのネットショップ開設に強みを持つ「STORES」と、登録加盟店数355万カ所の「PayPay」が連携することで、中小事業者の実店舗とネットショップのスムーズな運営とOMO化を支援すると同時に、来店客にシームレスな購買体験を提供するそうだ。
これにより、2022年3月29日より、STORES開設ストアの新たな決済方法として「PayPay」が利用可能になる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト