2022年5月6日13:30
ギフティと宝印刷は、株主優待電子化について業務提携を行い、2022年5月6日より上場企業向けサービス「ネットで優待」の共同販売を開始したと発表した。同サービスはギフティの「株主優待電子化システム」を活用したサービスであり、導入することで、コンシューマー向け自社商品を持たないBtoBを展開する上場企業においても株主優待として、ギフティが提供するeギフト「giftee Box」または「えらべるPay」を利用できる。「giftee Box」と「えらべるPay」はいずれも、受け取り手が贈呈された「ギフトポイント」内で複数のギフトの中から好きなものと交換できる。
実際の株主優待贈呈については、株主に配送したQRコードから専用WEBサイトにアクセスし、 指定されたシリアルコード、 株主番号など(最大3項目)を入力すると、「giftee Box」または「えらべるPay」で利用できる「ギフトポイント」がその場で贈呈される仕組みとなる。専用WEBサイト内での株主アンケートの実施や、自社PR動画視聴を挟むといったオプションも設定可能。なお、「株主優待電子化システム」独自の機能として、専用WEBサイト上の株主入力項目を複数設けることでセキュリティを強化し、株主優待の不正利用を防止する。また、株主の要望やインフラ環境に配慮し、現物配送を組み合わせるハイブリッドな対応が可能なほか、保有株式数や保有年数に応じた、細かな優待内容の設計もできるそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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