2022年7月29日8:30
TIプランニングは、2022年7月15日に無料のオンラインセミナー「キャッシュレス決済・カード戦略フォーラム2022」を開催した。
当日は、6つのセッションが行われた。同フォーラムは参加者が聴講するセッションを選択する形となったが、昨年に続き、全セッションで100名を上回る申し込みが寄せられた。また、当日も多数の聴講者が視聴した。
なお、東急の基調講演、パルコの最終講演は、今月開催された「リテールテックOSAKAオンライン」でも配信された。
■基調講演
東急株式会社
楽天グループ㈱との共同による新たな価値創造への取り組み
東急株式会社 デジタルプラットフォーム マーケティンググループ マーケティング担当 課長
乗松康行氏
東急は、Eコマース、フィンテック、通信など様々な事業を展開する楽天と、双方で蓄積するオンラインとオフラインのデータを活用してデータマーケティングソリューションを提供する「楽天東急プランニング株式会社」を設立し、デジタルマーケティングの取り組みを進めている。東急と楽天は、今後も、東急線沿線を中心にオンラインとオフラインの垣根のない利便性の高いサービスの実現を図ることで、より一層の利便性、生活価値の向上を目指している。今回は、その取り組みについて紹介いただいた。
■スポンサーセッション
株式会社トリニティ
小さく始める店舗DX
株式会社トリニティ
営業部 ビジネス創出室 室長
小泉泰祥氏
コロナ環境下、および、原材料高騰の状況下では、店舗運営においても、他社と差別化しながら、低コストで効率的な販促が必要となる。企業価値向上・売上向上のため、販促ツールの導入や拡張について、他社事例を含めて紹介いただいた。
■スポンサーセッション
株式会社エクサ
ニューノーマル時代の消費者ニーズに対応するカード戦略とは
株式会社エクサ 第1ペイメントサービス営業部
セールススペシャリスト
草苅葵氏
決済業界において、重要性の高まっているデジタル戦略のあるべき姿と、Withコロナ・Afterコロナのキャッシュレス決済を支えるプラットフォームを紹介してもらった。
■特別セッション
世界デジタル紀行 日常生活に溶け込むDX
富士通株式会社 FS & I事業本部 シニアマネージャー
安留義孝氏
新型コロナウィルスの感染拡大により、EC市場が成長し、キャッシュレス決済が進展するなど日本でもデジタル化が加速している。今回、すでに日本でも導入されているサービスも含め、欧米、アジアの街角で見かけるデジタルを活用したサービスを紹介してもらった。（レジレス店舗、ロボット店舗、Click & Collect、Scan & Go、デリバリー、モノを売らない店舗など）今後の決済を活用したDX（デジタルトランスフォーメーション）推進に活用してもらえる内容となった。
■スポンサーセッション
ルミーズ株式会社
決済シーンの省人化・無人化を実現！セルフレジ・自動精算機と連携する
マルチ決済端末「salo-01」の最新導入事例を紹介
ルミーズ株式会社 法人営業部
大石晃也氏
ラーメン自動調理自販機や自動券売機、駐車場精算機など、マルチ決済端末「salo-01」を導入する精算機メーカーやPOSレジベンダーが急増している。最近では、ユーザーニーズに合わせた決済手段だけに絞り込んでキャッシュレスを取り入れている企業も見られ、現場における課題はさまざまだ。今回は、最新の利用トレンドをご紹介するほか、導入までのスケジュールや加盟店利用開始までの期間など、具体的な事例を交えて紹介してもらった。
■スポンサーセッション
株式会社リンク
会費、月謝、サービス利用料のクレジットカード決済はコレで解決！
【継続課金決済をスムーズに導入でき、業務効率化を図る】最新の決済端末について
株式会社リンク セキュリティプラットフォーム事業部
小宮山一登氏
店舗でのサブスク決済（継続課金）を簡単操作で実現できるソリューションの紹介と最新事例について紹介してもらった。
■最終ゲスト講演
株式会社パルコ
決済手段・チャネル多様化と自社ポイントサービス
株式会社パルコ CRM推進部部長
北山隆造氏
自社クレジットカードの割引サービスから、決済手段を拡張したポイントサービスに移行して約３年。その成果と課題について主にサービス面について紹介してもらった。
