2022年9月26日17:31
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、三井住友銀行と提携して展開する法人向け給与前払いサービス「即給 byGMO」を、2022年9月26日より新システムにリニューアルすると発表した。同リニューアルでは、企業管理画面・就業者利用画面の大幅刷新、企業側の運用効率や就業者の操作性向上に繋がる機能改善を図っており、企業・就業者ともにより利便性高く「即給 byGMO」を利用できるようになるそうだ。
昨今、少子高齢化による労働力人口の減少により、人材確保を課題とする企業が増えている。一方、就業者の働き方や企業の雇用の在り方が多様化するなか柔軟な給与の受取方法が求められており、就業者のニーズに沿ったタイミングで給与支払いを行うことは、企業の人材確保のための施策の一つとなっているとした。
このような背景のもとGMO-PGは、三井住友銀行と提携して法人向け給与前払いサービス「即給 byGMO」を提供している。2021年7月に提供開始し、導入後に求人応募率が約30%増加した大手物流会社もあるなど人材採用に繋がった事例も出てきている。
このほどGMO-PGは、企業・就業者がより便利に「即給 byGMO」を利用できるよう、SMBCグループのさくら情報システムと共同でシステム開発を行い、新システムにリニューアルする。同リニューアルにより、「即給 byGMO」を導入する企業は、勤怠システム等とのAPI連携、既存の労務管理システムをそのまま活用した簡易な就業者情報の登録・管理、就業者新規登録時のログインURLや各種情報の自動発信などが可能となり、就業者への給与前払いの運用を効率化できるとしている。就業者は、直感的な操作での給与前払い申請や受け取りができるようになるほか、日英併記により日本語が母国語でない就業者の利便性も向上するそうだ。またシステム全体の堅牢性やセキュリティ面も強化しているという。