2022年11月2日7:20
カヤックが総合プロデュースを担う渋谷区デジタル地域通貨「ハチペイ」とまちのコイン「ハチポ」を、2022年11月1日から提供開始した。ハチペイ開始記念として、ポイント還元やプレミアム付き商品券の販売など、総額約4.5億円のキャンペーンを開催する。
「ハチペイ」は、渋谷区内限定で店舗やサービス、イベントなどで支払いができる渋谷区独自の新しいキャシュレス決済アプリだ。一方、カヤックが開発したコミュニティコインアプリ「まちのコイン」を使った「ハチポ」は、換金性がなく、地域活動などまちに良いことをするとコインを獲得し、お店やイベントでの特別な体験に利用できる。
「ハチペイ」を活用し、お得さと利便性向上による消費喚起に加えて、地域活動などで得られるコミュニティコイン「ハチポ」の付与により産業振興と地域コミュニティの活性化を目指すという。
利用者は、事前にアプリをスマートフォンにダウンロードして利用できる。クレジットカードまたは全国のセブン銀行ATMや区内10か所の専用チャージ機で現金をチャージ可能だ。区内の加盟店で支払い時に、スマートフォンをかざして金額やメニュー選択で支払い完了する。
カヤックとポケットチェンジがアプリを共同開発している。ポケットチェンジが開発したオリジナル電子マネーアプリを作れるプラットフォーム「pokepay」のソフトウェア開発キット(SDK)を活用している。また、マイナンバーカードの読み取りによる区民認証が可能だ。
キャンペーンでは、11月1日~2023年3月31日まで、アカウント登録で500ポイントプレゼント(5万人分)。また、同期間はハチペイ決済で8(ハチ)%のポイントを還元する。さらに、署名用電子証明書を持つ15歳以上の渋谷区民を対象に、マイナンバーカードで区民認証することで1,
2023年2月(予定)には、ハチペイ決済で30%のポイントを還元(期間内1人1万円まで)するという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト