2023年2月7日12:30
IDカード発行システム「ID Maker」の開発・販売会社であるアイアンドディは、顔情報を使ったIDカード不正防止ソリューション「KAOKEY(カオキー)」を2023年2月上旬より販売開始する。
「KAOKEY」は、セキュリティとして必要とされる二要素認証環境(顔認証+ICカード認証)を構築できる開発キットとなる。これまでは、認証サーバーを構築してオンライン環境での運用が必須だったが、「KAOKEY」はオフライン環境での運用を可能とし、スモールスタートで導入を行うことができるという。
個別の入退出システム、PCログインを必要とする電子カルテシステムなど、「KAOKEY」を組み込むことにより、オフライン環境、二要素認証の高セキュリティ運用を必要とするユーザーへの販売が可能となる。
また、「KAOKEY」は、ICカードに書き込むための顔特徴データを顔情報から生成する。顔認証時に、ICカードに書き込まれた顔特徴データと顔情報を照合し不正でないか認証を行う。顔認証とICカードの併用で、不正利用ができない高セキュリティ環境を構築できるそうだ。顔情報をICカードへ書き込み+印刷は、カード発行システム「ID Maker」で行う。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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