2023年4月14日7:00
三菱総合研究所(MRI)は、名古屋市が実施する名古屋プレミアム付き商品券事業の電子商品券「金シャチマネー2023」のプラットフォームとして、MRIの地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region Ring」を令和4年度に続き提供すると発表した。商品券事業は、名古屋市が消費喚起およびキャッシュレス決済の利用促進による地域経済活性化を目的に実施し、2023年4月15日から受付を開始する。発行予定総額は日本最大規模の325億円(紙・電子合計)だ。
MRIは令和4年度に続き、名古屋市が実施する「令和5年度地域経済活性化促進事業業務委託」(通称:名古屋プレミアム付き商品券事業)を、コンソーシアムの構成企業として受託している。同コンソーシアムの代表企業は名古屋市を拠点とする広告代理店の新東通信が担い、構成企業としてMRI、三菱UFJ銀行、凸版印刷が参画している。
同事業では、急激な物価上昇により経済情勢が厳しい中、消費喚起およびキャッシュレス決済の利用促進により地域経済の活性化を図る目的で、紙および電子のプレミアム付き商品券を発行する。
MRIは、同事業のうち電子商品券「金シャチマネー2023」において、地域課題解決型デジタル地域通貨サービス「Region Ring」を提供し、電子商品券の発行、流通、決済、管理を行う上で必要となるアプリや各種システムを提供し、運用するそうだ。
「金シャチマネー2023」は、専用のスマートフォンアプリを通じて購入、決済する。参加店舗に設置された専用のQRコードを、アプリのカメラで読み取ることで決済が行われるMPM(Merchant Presented Mode)方式を採用した。
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