2023年5月16日16:50
H.I.F.は、2023年5月16日、TISと業務提携を行い、二十一式人工知能付自動与信審査回路の販売代理契約を締結したことを発表した。
二十一式人工知能付自動与信審査回路は、H.I.F.のAI定性与信審査モデルを用いることで、従前の与信審査で評価される「財務状況」に加えて「定性的特徴」「コンプラリスク」「経済動向」「取引リスク発生実績」といった非財務面を定量評価できる企業与信スコアリングサービスだ。
H.I.F.は、従前与信付与が困難であった法人・個人に対しても将来の可能性を広げるため、独自のAI定性与信審査モデルを用いた与信スコアリング、資金調達、売掛金保証、家賃保証サービスや法人版BNPLなどの金融サービスを提供してきた。
今回の業務提携により二十一式人工知能付自動与信審査回路の販売代理契約を締結したことで、さらに多くの人のニーズに応えていきたいとした。
ユーザーは、WEBブラウザからシステムにログインし、企業データベースを閲覧したり、新たに与信審査を依頼することができるという。二十一式人工知能付自動与信審査回路に搭載されるAI定性与信審査モデルは、H.I.F.が引き受けた約3万件、約350億円相当の売掛保証・債権買取及び請求代行により取得した正解データ(正常取引、遅延、未回収、督促トラブル)を分析し、今後も発生した正解データを定期的に機会学習を行う。分析結果はアルファベット6段階でスコアリングが表示され、与信審査に用いることが可能だ。
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