2023年5月22日15:30
BEENOSの連結子会社で、海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を運営するtensoは、アメリカ向けに新配送サービス「Buyee Economy Air」を提供開始した。
同サービスは、航空便のエコノミー便にあたる、軽量帯がお得で船便よりもリードタイムが短い新サービスだという。「Buyee Economy Air」は、これまでの航空便の代替手段であった船便と比較して、0.4㎏以下の荷物が最大で55%、平均33%以上安いという。今回の新サービスでは実重量により国際配送料金が決まるため、軽いもの、特に軽くて大きな商品ほどお得になる。例えば、海外でも人気の高いトレーディングカードやフィギュア、衣類やぬいぐるみなどが該当する。さらに、商品を届けるまのリードタイムも15~17日ほどで、船便の1~3カ月と比較して半分以下に短縮できる。
また、航空便のエクスプレス便のリードタイムは4~8日と「Buyee Economy Air」よりも短いが、同サービスの国際配送料はエクスプレス便と比較して、2.0㎏以下の荷物が最大で70%、平均22%以上安くなる。さらに、従来のエコノミー便と比較しても0.9㎏以下の軽量帯の荷物を安く配送可能だ。
なお、「Buyee」の2023年第2四半期の流通総額は前年同期比+37.8%と伸長した。市場の成長を受けて、同グループの越境EC支援件数は4,000件を突破し、再開されたインバウンドのリピート買い需要の販路としても、越境ECは注目されているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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