2023年6月8日19:00
Square(スクエア)は、2023年6月8日、米国やオーストラリアなど先に6カ国で提供開始した、Androidを決済端末にする「Tap to Pay on Android(タップ・トゥ・ペイ・オン・アンドロイド、以下「Tap to Pay」)の試用プログラムを事業者向けに開始した。それに伴い、6月8日11時~6月16日までプログラム参加を希望する事業者を募集するという。
同プログラムは、専用のアプリをTap to Pay対応のAndroidスマートフォンにインストールするだけで、国際ブランド(Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover)が展開するカードのタッチ決済(⾮接触型決済)を受け付けることができるもの。Tap to PayにおいてJCBのクレジットカード決済を商用サービスとして受け付けられるのは、Squareが日本で初となるそうだ。
同プログラムは、キャッシュレス決済端末の導入費用を気にすることなく、手持ちのAndroidスマートフォンでご利用できる。また、売上データや入金詳細などが確認できる加盟店専用のSquare アカウント管理画面「Square データ」を利用して事業の可視化ができ、るそうだ。費用は決済手数料のみとなる(WiFiネットワーク接続などにかかる費用は除く)。
今回実施する試用プログラムは、日本での商用サービス開始に先駆け、既存・新規の事業者に関わらずTap to Pay on Androidを使ってもらうことで、事業者からのフィードバックを得て製品を改善することを目的としている。
なお、実施期間最初の1週間に最低5回のTap to Payによる取引がなかった場合、今回のベータプログラム参加者資格が失効する場合があるという。
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ペイメントナビ編集部
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