2023年8月22日12:00
マイクロアドは、同社の提供するCTV視聴データを活用した広告配信サービス「UNIVERSE TV-Audience Targeting」において、ロイヤリティ マーケティング(LM)が運営する共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」の保有データと連携し、広告配信の効果計測として、実店舗における購買分析を開始すると発表した。これにより広告主の訴求商品に対し、広告効果を可視化することが可能となる。
「Ponta」は、全国28万店舗を超える提携店舗やオンラインサービスなどで、貯めて・使える共通ポイントサービスだ。会員数は、2023年5月現在で1億1,000万人を超えている。LMはPontaサービスを通じて保有するデータを活用することで、提携する企業の集客・販促・CRMを支援するという。なお、今回同社から連携されるデータ内容に「Ponta」会員の個人情報は含まれない。
「UNIVERSE TV-Audience Targeting」は、国内大手テレビメーカーが利用者の同意を得た上で取得するCTVの視聴データを活用し、特定のテレビ番組やCMの視聴者層に対して、インターネットメディア上で広告配信を行うサービスだ。また、特定の番組視聴者層を捉えることで、ユーザー群のテレビ視聴態度に合わせた、商品やサービスを訴求することができる。広告配信後の効果計測として、広告に反応をしたユーザー群の興味関心傾向などを可視化・分析したレポートを提供するそうだ。
「UNIVERSE TV-Audience Targeting」と「Ponta」の保有データを連携することで、広告配信の効果計測として、新たに、実店舗における購買分析を開始する。これにより、これまで数値化することが難しかった、テレビCMの視聴やデジタル広告配信による、購買への寄与度を可視化することができるとした。
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ペイメントナビ編集部
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