2023年8月31日12:14
一般社団法人 アート東京が2023年10月6日・8日・9日に世界遺産・二条城を舞台に開催するアート見本市「artKYOTO 2023」は、9月1日よりNFTチケットの販売を開始した。
「Web3.0」や「NFT」は成長戦略の柱になる取り組みとして、日本にとって非常に将来性のある技術革新であると注目が集まっている。NFTチケットはブロックチェーン技術を用いた仕組みであり、不正コピーや転売を防ぐだけでなく、グローバル市場でチケットの販売が可能になるため、京都市および関西圏の観光業界における新しいビジネスモデルの創出やブランド価値の向上など、多岐にわたるメリットが期待されるという。
今回、クレジットカードに加えて仮想通貨で購入ができる、ブロックチェーン技術を利用した「NFTチケット」を販売。「NFTチケット」のユーティリティとして、事前の入場時間の予約なしで好きな時間に来場できる。
販売価格は、仮想通貨が20 MATIC、クレジットカードが2,000円となる。
なお、国内初となる「NFTチケット」を活用したキャッシュレスによる公共交通機関の利用について、京都市交通局と連携し「特別特典」として用意した。京都駅と会場の往復には、「NFTチケット」により、京都駅前と二条城前間の市バスが利用できる(乗車料金は不要、地下鉄は対象外)。
また、「artKYOTO 2023」のイベント後も京都観光を堪能してもらうため、「NFTチケット」を認証した人を限定に、京都市内の地下鉄・バスが乗り放題の「地下鉄・バス1日券」(1,100円相当)の引き換えをする。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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