2024年4月1日10:30
Squareは、2024年3月21日に記者説明会を開催し、ハイエンドモデル、オールインワンのPOSレジ端末「Square レジスター」の一般販売を日本市場向けに開始した。Square レジスターは、Squareのオンラインショップにて8万4,980円だが、3月21日~4月17日まで、発売開始記念価格として、30%オフの5万9,480円で購入できる。
国内で続々と商品・サービス投入
オムニチャネルを意識した商品
Squareは2013年に業界最安値の決済手数料の「Squareリーダー」でサービスを開始。翌年、POSレジとして「Square POS(ソフトウェア)」を発売した。2019年には第1世代のSquare スタンドとSquare リーダーを販売。また、Squareリーダーの次世代型としてNFCや電子マネーに対応した。「2021年に『Squareターミナル』を発売し、驚くべき成功を収めることができました」(Square ハードウェア責任者 マイケル・マクレナン氏)。2023年は市販の端末で決済を受け入れ可能な「Tap to Pay on Android」を投入。また、ビジネスに必要な資金を調達できるSquare 資金調達を導入している。
オールインワンのPOSレジ端末「Square レジスター」は、一台で事業を運営できるのが特徴だという。端末には利用者、事業者向けの2つのディスプレイを搭載。これにより、トランザクションのスピードと信頼性を高めることができるとした。また、事業者が顧客のクレジットカードを預かることなく、スムーズな支払いが可能だという。利用者は、画面で確認して注文アイテムを選択できる。マイケル氏は「オムニチャネルに対応しており、オンライン、対面も1デバイスで処理することが可能です」と説明する。端末は2年間の保証付きだ。
決済方法は、クレジットカードに加え、交通系電子マネー、PayPayといった手段に対応する。また、在庫管理、売上分析機能を備えたダッシュボード、従業員の管理などの機能を利用できる。
マイケル氏は「デバイスは販売事業者のレジカウンターが狭い時は固定して使ったり、段差があるような場合は固定せずに使うことが可能です。売り手の成長に合わせてデバイスを変えていけます。機能は3週間ごとに自動的にアップデートされます」と説明する。
なお、Square ハードウェア、プロダクトマーケティングマネージャー 横山 潤氏によると、Squareレジスターは商品を梱包するパッケージもデザイン性を重視したという。
多言語、ブランディングに活用可能
サステナビリティを意識、競争力ある商品?
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