2024年5月17日8:30
グローバルな決済サービスプロバイダーであるAdyen(アディエン)は、今後数カ月のうちに「iPhoneのタッチ決済」(Tap to Pay on iPhone)に対応する予定だ。Adyenはすでに、オーストラリア、オランダ、英国、米国でTap to Pay on iPhoneを展開しているが、その状況についてAdyen CCO ルーラント・プリンス氏に説明してもらった。
池谷貴
オーストラリア、オランダ、英国、米国でローンチ済
加盟店から好意的な反応を得る
Adyenは、Amazon、LVMH、Meta、On Japan 、SHEIN、Uber、L'Oreal、シンガポール航空など世界で大手企業に対しサービスを提供している。国内でも対面・非対面で決済サービスを提供している。決済ソリューションに加え、データ分析機能、不正対策機能なども単一のプラットフォームで提供している。
Adyenでは、ソリューションへの投資を継続し、より多くのマーチャントと協力し、顧客が必要なものを開発していくことに力を入れている。プリンス氏は「他の市場で稼働したTap to Pay on iPhoneの加盟店は新たなユースケースを創出しており、加盟店から好意的な反応を得ています」と説明する。
米国ではBurton(バートン)やG-Star(ジー・スター)、オーストラリアではR.M.Williams(RMウィリアムズ)とLorna Jane(ローナジェーン)とともにローンチした。イギリスではサイクリングウェアブランドのRapha(ラファ)と立ち上げた。プリンス氏は「これらはすべての店舗の変化を目のあたりにし、顧客とのパーソナライズされた買い物やチェックアウト方法はお客様も好んでいます」と話す。英国ではBTグループなどでも利用されている。
新たな支払いの価値を提供
Adyenの差別化要素は?
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