2024年7月2日10:52
NTTデータは、金融機関のスマートフォンアプリケーションに導入することで、金融X非金融の新たな事業領域の開拓を支援する「ミニアプリプラットフォーム」を2024年度中に提供開始すると発表した。同プラットフォームは、金融機関に求められる堅牢なセキュリティーを満たしつつ、金融機関アプリと他事業者のサービスをつなぐことで利用者の生活に溶け込んだサービスの実装を可能にするという。
今後、NTTデータは「My Pallete」などNTTデータが提供する各種アプリをはじめ、銀行、保険、証券などの金融機関アプリに同プラットフォームを提供し、5年で100億円のミニアプリプラットフォーム経済圏の形成を目指すとともに、金融機関の顧客接点におけるDX推進を支援するという。
ミニアプリとは、スマートフォンアプリ内で動作するスマートフォンアプリ本体の機能から独立した小規模なアプリケーションだ。
ミニアプリプラットフォームは、ミニアプリの特性を利用して、金融機関が既存機能の安全性を確保したまま、利用者の生活に寄り添った新しいサービスをこれまでより迅速に届けられる基盤サービスであるという。スマートフォンアプリ本体開発とは切り離された環境で開発・配信する仕組みを備えることで、既存機能への影響を最小限にしつつ新たな機能の拡張がしやすくなる。周辺金融や非金融などのさまざまな事業者がサービスをミニアプリとして開発して金融機関アプリで提供することが可能であり、金融機関は新たな事業領域の開拓が実現しやすくなるそうだ。
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