2024年7月23日16:45
デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」を展開するWolt Japanは、2024年7月23日から、オンライン販売に対応したWebサイトが構築できる事業者向けの新サービス「Woltストアフロント」の本格提供を開始した。
「Woltストアフロント」は、事業者がモバイルオーダーに対応したウェブサイトを新たに構築する際、複雑なコーディングを必要とせずに作成できる新サービスだ。「Woltストアフロント」導入にあたって初期費用、月額費用はかからず、決済一件ごとに手数料を支払う仕組みのため、事業者は、オンライン受注チャネルの構築にかかる大きな初期費用負担を抑え、簡便かつスムーズにクイックコマースを開始することが可能となる。
ウェブサイトから注文を受けた商品の配送についても、Woltが法人向けに提供する即時配達サービス「Wolt Drive」を連携させることが可能だ。これにより、オンライン販売チャネルの構築から運用開始後の商品配達まで、Woltがワンストップサービスとして提供することができるという。
「Woltストアフロント」で作成するWebサイトには、さまざまな機能を付加することができる、各事業者のニーズに合わせたEコマースチャネルが実現できるそうだ。
なお、「Woltストアフロント」で構築したウェブサイトと、Woltの保有する配送網を用いて即時配達を実現するサービス「Wolt Drive」を連動させることも可能だ。これにより、受注した商品を30分以内に顧客に届けることが可能となる。注文者も、配達パートナーの稼働状況、商品を届けるまでの所要時間が簡単に確認できるという。
このほか、利用者からのお問い合わせチャット窓口をWoltが担当するサービスを付加することも可能だ。配達状況や商品の入れ違いなどの問い合わせにWoltのサポートスタッフが対応し、店舗の負担を軽減することができる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト