2024年7月26日17:16
松井証券とジェーシービー(JCB)は、中長期的な資産形成の支援を目的として、JCB発行のJCBオリジナルシリーズによる投資信託のクレジットカード積立サービスの提供に向けた基本合意を締結した。
松井証券は、1931年に設立し、その後、日本初のインターネット専業の証券会社となる。一方、JCBは、1961年に設立し、日本発唯一の国際カードブランドを運営する企業として、総合決済サービス企業の実現を目指している。
今回のクレジットカード積立サービスでは、キャッシュレスによる便利でお得な積立投資を実現し、多くの人の資産形成を支援するという。
なお、2024年1月に開始された新NISA制度では、非課税投資期間が無期限となり、投資可能額・年間投資上限額が拡大した。それに伴い、つみたて投資枠の年間120万円をフルに利用できるよう、2024年3月8日に金融商品取引業等に関する内閣府令が改正され、クレジットカード積立の上限額が月5万円から月10万円に引き上げられた。
制度改定も後押しとなり資産形成への更なる意識・ニーズの高まりを受け、両社で協業し同サービスの検討を進める運びとなった。リリースタイミングやサービス内容等の詳細については、決まり次第、発表するという。
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ペイメントナビ編集部
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