2024年11月20日7:32
GOは、街中のEV急速充電スポットの検索・予約・決済まで完結できるEV充電サービス「GO Charge」において、2024年11月19日より、kWh課金の急速充電器がスマートフォンだけで、その場ですぐに利用可能となるサービス提供を開始した。これまで必要だった充電カードの申し込みも不要で、マイカーユーザーも含めて誰でも利用できるという。
2024年7月よりサービス提供を開始した「GO Charge」は、オンラインで申込み後、充電カードと専用アカウントが発行され、請求書払いのみで利用が可能だ。11月19日より横浜市内の直営4箇所、計8口の充電スポットにおいて、充電カードなしで、スマホでクレジットカードを登録することにより、その場ですぐに利用できるサービスの提供を開始した。利用者はアカウント作成後、充電器に記載されたQRコードを読み取るだけで、再生可能エネルギー100%(RE100)で充電できる出力100kWの急速充電器(約10分で走行距離約100km相当※2の充電が可能)を、充電電力量(kWh)に応じた従量課金で利用が可能となる。
今後は、自社での充電スポットを引き続き拡大させるとともに、「GO Charge」の法人ユーザーは充電カード1枚で2024年中には全国に約9,000口設置されているeMP充電ネットワークの急速充電器も利用可能となり、個人ユーザーのeMP充電ネットワークの利用も2025年中を目指す。
なお、「GO Charge」は、世界的に多様なEVが生産されている現在において幅広い車種に公平に対応することが可能な「従量課金(kWh)」を採用している。基本料金なしで使用した分だけ支払う「ライト」、車両の走行距離が長く充電の使用頻度が高い場合に従量単価がお得になる「スタンダード」の2プランを用意している。充電カードの申し込みなくスマホのみで利用の場合は、初期費用は不要だ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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