2025年1月29日6:50
メルカリは、2025年1月28日より、「メルカリ」でNFTの取引ができるNFTマーケットプレイス「メルカリNFT」の提供を開始した。「メルカリ」から、海外大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」で扱うNFTの購入・出品が可能となり、従来のモノの売買ができるマーケットプレイスから、デジタルマーケットプレイスへと事業の拡大を開始する。
メルカリは現在、月間利用者数は約2,300万人、累計出品数は40億品を突破するマーケットプレイスとなっている。また、「メルペイ」の決済・与信事業での支払い場所の拡大や新たな信用の創出や、「メルコイン」で暗号資産取引が可能なサービスなどを提供している。
今回、さらに価値の循環を拡大していくために、NFTの売買ができる「メルカリNFT」を提供開始。「メルカリ」から、暗号資産のウォレットや口座の新規開設など特別なお申し込みは不要で、「メルカリ」の売上金を使って購入することができる。また、購入したNFTはそのまま「メルカリNFT」で出品することが可能だ。
サービス開始時点では、海外大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」のProjectより販売開始している。今後、アートやトレカ、エンタメなどさまざまなカテゴリーで、国内外の事業者・IPホルダーとNFTコンテンツの発行および販売をしていく予定で、デジタルマーケットプレイスとしての「メルカリNFT」をさらに拡大するそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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