2025年2月5日8:09
ことでんバス、琴参バス、三井住友カード、ジェーシービー(JCB)、レシップ、QUADRAC、は2025年2月18日より、香川県高松市内方面および丸亀・坂出方面と空港を結ぶ「高松空港リムジンバス」において三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用した、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォン等による乗車サービスを開始すると発表した。
同サービスでは、利用者が手持ちのタッチ決済対応のカードや、カードが設定されたスマートフォンなどを専用リーダーにタッチすることで、事前に現金の用意や、券売機で乗車券を購入することなく乗車できる。これにより、訪日外国人利用者をはじめ、国内の利用者にも普段使い慣れているクレジットカードなどでのタッチ決済でバスを利用できる環境を提供し、さらなる公共交通利用促進を図るという。
なお、クレジットカードやデビットカードなどのタッチ決済による交通乗車サービスは、香川県内の交通事業者としては「高松空港リムジンバス」を共同運営することでんバスおよび琴参バスが初導入となる。
なお、利用できる決済ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯となり、Mastercardについては、後日追加予定だ。
各社の役割として、ことでんバスがプロジェクト統括、空港リムジンバスの運行、タッチ決済対応設備の整備、タッチ決済を活用した企画の実施、琴参バスがプロジェクト統括、空港リムジンバスの運行、タッチ決済対応設備の整備、タッチ決済を活用した企画の実施、三井住友カードがタッチ決済導入支援、steraプラットフォーム提供 (stera transit)、Visa、銀聯のタッチ決済の導入支援および認知プロモーション、JCBがタッチ決済導入支援、JCBおよびAmerican Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション、レシップがタッチ決済用端末およびシステムの開発・提供、QUADRACが交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム“Q-move”の提供となる。
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ペイメントナビ編集部
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