2011年7月2日9:00
米Discoverは第2四半期の実績を発表した。それによると、クレジットカードのショッピング取扱高は前年同期比9%もアップして250億ドルになった。
最終利益は6億ドル。2010年の第2四半期は2.58億ドルだったから2倍以上になった。これにはダイレクトバンキングサービス部門と、ペイメントサービス部門の両方が含まれている。
クレジットカードはダイレクトバンキングサービス部門になる。ペイメントサービス部門のコアはデビットネットワークのPULSEだ。
クレジットカードのリボルビング残高は6.44億ドル伸びたが、これは前年同期比1%増だった。30日延滞は2.79%とこの25年間で最低を記録した。貸倒率も5.01%と低水準だった。
なんといっても延滞率と貸倒率が改善したのが大きい。米クレジットカードはふたたび収益ビジネスとして脚光を浴びはじめている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。