2025年8月28日8:00
SMBCコンシューマーファイナンスは、三井住友カードと共同し、Visaブランドのクレジットカードである「プロミスVisaカード」を発行している。同カード発行の経緯や現状について、同社に説明してもらった。
券面にカード情報を表示しないナンバーレス
Vポイントが貯まるメリットも
SMBCコンシューマーファイナンスでは、個人向けローンサービスブランド「プロミス」を展開している。同社では三井住友カードと共同してクレジットカード「プロミスVisaカード」を2023年3月27日から発行している。また、アプリを活用したサービスや共通ポイント「Vポイント」が貯まるサービスなどを強化している。
プロミスVisaカードは、年会費無料で、Visaブランドを付帯している。プロミスでの借入機能とVisaクレジットカード機能が一体になったカードだ。一枚のカードで借入とショッピングの両方が利用でき、Vポイントも付与される。173万人(2025年3月末)のプロミス会員に加え、これからプロミスを利用する若い層などに向けて訴求している。
同社では以前、JCBブランドの「プロミスJCBカード」を発行していた。三井住友カードとは、数年前から決済、ファイナンス分野において共同でできることを模索してきたという。SMBCコンシューマーファイナンス 経営企画部広報室長 森川芳匡氏は「SMBCグループの母体がある中で、リテールでも決済・ファイナンス分野で連携しています。」と述べる。
カード自体も券面にカード情報を表示しないナンバーレスで、タッチ決済も搭載しており、店頭で出してもプロミスということはわからない。クレジットカードの利用もカードローンの利用も両方可能であり、Vポイントも貯まるメリットがある。森川氏は「Vポイントが貯まりやすく、使いやすいカードとして、商品としての利便性は高いです」と特徴を述べる。
同社では若い世代を中心に同カードを訴求している。課題としては、便利なカードであるものの商品の認知が進んでいない点だ。森川氏は「入会に関しては、今後どういう方法で告知していくのか、再構築は必要です」と話す。
アプリや会員サービス利用者の接点強化
三井住友カードとの連携は?
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