2011年11月1日15:00
イオンと茨城県は、2011年10月31日、連携と協力に関する包括提携協定の締結に合意したと発表した。同協定により、イオンと茨城県は、電子マネー「WAON」の活用や、茨城県産品の販路拡大、災害対策、環境対策、地域振興の促進など11項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進めていくという。
取り組みの第一弾として、「筑波山」や「袋田の滝」など茨城県全体を券面にモチーフにした「大好きいばらきWAON」を11月1日から発行する。カードは1枚300円で、茨城・栃木・群馬・埼玉の総合スーパーの「イオン」など、約40店舗で販売をスタートし、その後、11月下旬から、全国のイオンで販売する。カード販売目標は、初年度5万枚。同カードが全国12万4,000箇所のWAON加盟店で利用された場合、その金額の一部をイオンから茨城県に寄付し、明日の茨城県を担う青少年・若者の活動の活性化や国際交流事業に役立ててもらうという。
同協定を機に、茨城県とイオンはこれまで以上に連携し、地域の活性化や県民への新しいサービスの創出に連携して取り組む方針だ。