2011年12月15日19:55
JTB北海道は、2011年12月15日の北海道上海事務所開設に合わせて、中国銀聯オンライン公式ショッピングモール「銀聯在線商城」において北海道旅行の販売を開始すると発表した。
銀聯カードは、現在6億人以上の中国人カード所有者がいるという。また、中国銀聯グループのネット決済専門会社(上海銀聯電子支付服務有限公司)が直接運営にあたるショッピングモール「銀聯在線商城」が好調に取引高を伸ばしている。
今回、JTB北海道は、富士通マーケティング・エージェント(FJMエージェント)と北海道時計台エンタープライズの2社と連携しながら、北海道旅行の販売を進めていく。具体的には、5月に中国政府から中国国内にて中国人に対する海外旅行販売の認可を受けたJTB グループの「交通公社新紀元国際旅行社有限公司」(本社:中国北京)がJTB北海道による北海道旅行の情報提供のもと旅行商品を企画し、中国の富裕層をターゲットに「無限ジャパン館」内で販売を行う。第1弾として「北海道スキー旅行」を日本航空の協力のもと、販売開始する。
JTB北海道では、今回、旅行販売と同時に道産品をはじめとする全国の工芸品などの流通支援もスタートするという。同社では、3 年後には同サイトを通じ、3,000人以上の中国人観光客の取扱を行う計画だ。