2011年12月16日18:55
ソリトンシステムズは、2011年12月20日から、仮想デスクトップの認証を強化する「SmartOn ID for リモートアクセス」の新バージョン(バージョン2.2.1)を販売開始すると発表した。
SmartOn ID for リモートアクセスは、シンクライアント端末利用時に接続先となる仮想デスクトップに対して、ICカードとパスワードの二要素による認証を実現するソフトウェアである。今回のバージョンアップで、SmartOn ID for リモートアクセスは、VMware Viewに採用されている画面転送プロトコルのPCoIP(PC over IP)に対応する。従来のRDP(Remote Desktop Protocol)に加え、PCoIPに対応したことにより、CADや3次元グラフィックスを利用する製造分野や高解像度の画像を利用する医療分野などでの拡販が期待できるという。
また、Citrix XenDesktop/XenApp、VMware Viewの最新版にも対応し、最新のデスクトップ仮想化システムにおいて、SmartOn ID for リモートアクセスによるユーザー認証の強化を実現することが可能だ。
販売方法は、代理店経由および直販で、価格は1万5,000円(税別)となる。利用者は、SmartOnシリーズからの移行が可能となっている。