2012年4月2日17:35
ジェーシービー(JCB)は、法人カードの最上位ランクの券種として「JCBプラチナ法人カード」を開発し、2012年4月2日から、中小企業や個人事業主を対象に、募集を開始すると発表した。年会費は、カード使用者1人の場合3万1,500円(税込)、使用者追加1人ごと6,300円(税込)となる。利用可能枠は、総枠150万円以上。
JCBでは、出張旅費や交際費・消耗品費といった社用経費の法人口座一括引き落としが可能な「JCB法人カード」の発行を通じ、法人・個人事業主へ、経理事務の簡素化、振込手数料などのコスト削減、経費利用実績の可視化といったメリットを提供している。従来、JCB法人カードは、ゴールドカード、一般カードなどのランクを用意していたが、今回、同カードの最上位ランクとなるJCBプラチナ法人カードの発行を開始することとなった。
JCBプラチナ法人カードは、従来のゴールドカードのサービスに加え、さまざまなビジネスシーンで活用できるサービスを追加している。例えば、プラチナ会員専用の「プラチナ・コンシェルジュデスク」では、国内・海外のホテルや航空券・列車・レンタカーの手配など、旅行に関する各種サポートや、ゴルフ場・レストランなどエンターテインメントに関する相談などを24時間・365日、可能な限り対応する。また、「カード自動付帯保険・見舞金制度」では、従来のゴールドカードにはない「ライフアクシデントケア制度」や「カーアクシデントケア制度」を追加しているほか、国内・海外旅行傷害保険の補償額を最高1億円にするなど、サービス内容を拡充している。このほか、世界600箇所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」、厳選されたレストランのコースメニューが1人分無料となる「グルメ・ベネフィット」などのサービスを付帯している。
また、顧客の希望に応じて、1枚のJCB法人カードに対して複数枚のETC専用ICカードを発行することで、有料道路利用代金を会社経費として一括して精算できるサービス「ETCスルーカードN」や、JCB提携タクシー会社で、名前・料金などをチケットに記入するだけで利用できるサービス「JCBタクシーチケット」などのサービスを同カードに追加することで、支払いを集約することも可能だ。