2012年9月13日21:00
日本カードビジネス研究会(NCB)は、2012年9月13日、東京都千代田区麹町のホテルルポール麹町で「9月度NCB定例セミナー」を開催した。
キャッシュレスのトレンドが世界的に広まりつつあるなか、クレジットカードを補完するサービスとして、デビットカードやプリペイドカードが世界中で利用されている。米国では2010年、VisaとMasterCardの両方を合計したデビットカードおよびプリペイドカードのショッピング取扱高がクレジットの取扱高を追い抜いている。今回は、いち早く国際ブランドデビットカードを発行した楽天銀行において、サービス立ち上げから携わっている営業推進部 カードチーム リーダー 加藤 総氏が「楽天銀行デビットカードの事業性と今後の展開について」と題し、講演した。
楽天銀行では、「楽天銀行デビットカード(ゴールド)」および「楽天銀行デビットカード」を発行している。楽天銀行は、国内で唯一、デビットカードのゴールドカードを発行している。また、利用金額に応じて「楽天スーパーポイント」が貯まるのが特徴だ。加藤氏は、これまでの同社の取り組みを紹介。国際ブランドデビットカードの事業性についても詳細に解説した。また、今後の事業展開についても説明した。
日本カードビジネス研究会では「定例」「公開」セミナーを定期的に開催している。今後のセミナーの予定は同研究会のWebページに掲載されている(http://www.ncbi.jp/ncbhp/)。