2012年9月14日10:00
レジ待ちはだれでもイヤなもの。スマートフォンやタブレットの普及で、レジにならばなくてもチェックアウトできるセルフチェックアウトに注目が集まっている。
NCRの調査によると、消費者はセルフチェックアウトのスピードと効率性を評価していることがわかった。とともに、セルフチェックアウトは顧客満足度を高める要因にもなっている。特に大手小売店やコンビニでは。
NCRが米国のグローサリーストア400店舗の消費者を調査したところ、半数がセルフチェックアウトを活用していた。その理由はレジにならぶより速いから。そのうち64%の人は、セルフチェックアウトが顧客サービスの優位性につながると回答した。
セルフチェックアウトを希望する業種業態のトップは、大手スーパーとドラッグストアで70%の消費者の希望だった。つづいてDIYショップが61%、コンビニが50%、百貨店が43%だった。
レジ係がいるカウンターにならぶ人はなぜか。いちばん多かったのは、大量に商品を購入したからという理由だった(35%)。セルフチェックアウトが嫌いという人は16%いた。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。