2012年9月25日15:10
日本NCRは、新大阪の新大阪阪急ビルに2012年9月21日にオープンした阪急阪神第一ホテルグループが運営する宿泊特化型ホテル「レム新大阪」に、キオスク端末によって自動チェックイン・チェックアウトができるシステム「NCR Hotel KIOSK」を導入したと発表した。
NCR Hotel KIOSKは、従来フロントスタッフが対応していた宿泊客の予約確認・受付などのチェックイン処理や精算を、キオスク端末によって宿泊客がセルフサービスするシステムである。宿泊客にはフロントでの待ち時間の短縮、ホテルにはフロント業務の効率化による接客サービスへの重点的人員配備や新たな付加価値サービスの実現が可能となる。
同システムは、初めて阪急阪神第一ホテルグループのポイントプログラムに対応。加えて、阪急阪神グループのSTACIAポイントプログラムにも対応し、宿泊時にポイントが加算される。また、日本電気のPMS(Property Management System)NEHOPSのクラウド版に接続し、大手ルームカードキーメーカーのゴール社のICルームカードキーに対応するという。
「レム新大阪」では、NCRのHotel KIOSKの導入により、ホテルスタッフの精算業務にかかわる時間を最小限にし、宿泊客への応対時間を増やすことで、顧客満足度の向上を目指す。今後、阪急阪神第一ホテルグループでは、レム新大阪への導入後、他店舗への展開も検討しているという。