2012年10月3日0:50
ディアイティは、フィンランドのSSH Communications Security社(SSH社)が開発した、特権アクセス監視・監査ソリューション「CryptoAuditor」を2012年10月1日より販売開始した。
CryptoAuditorは、情報資産を内部脅威から守り、関連法律や基準への準拠を容易とし、管理者の作業負担を軽減する特権アクセス監視・監査ソリューションであるという。
同ソリューションは、特権アクセスを有する管理者を含むすべてのユーザのSSH、SFTP、RDPを利用した、暗号化通信に含まれるユーザ操作、キーストローク、サーバ出力、データ転送を監査ログとして取得し、問題を検知した際にはリアルタイムにアラートを上げる。すべてのデータは暗号化された上で保存され、必要に応じてテキスト検索することが可能だ。さらに、監査時の説明責任を果たすための包括的なレポートを作成することもできる。
また、分散したネットワーク環境でも現状のシステムおよびネットワーク構成を変更することなく導入できる。また、短期間での導入が可能なうえ、中央コンソールからの一元管理が可能なため、管理負荷を大幅に削減できる。中央の管理システムに暗号化されて保管されたデータには管理者もアクセスすることができないため、アクセス履歴改ざんの可能性がなく、監査証跡の完全性を実現するという。