SAF社株式40%を取得し、インドネシアの二輪車販売金融事業へ参入(ジャックス)

2012年11月26日12:19

ジャックスは、インドネシアの有力企業グループPT Mitra Pinasthika Mustika(MPM社)傘下で二輪車の販売金融事業を営むPT Sasana Artha Finance(SAF社)の株式40%を取得することに合意し、SAF社の経営に参画することでインドネシアの二輪車販売金融事業に参入すると発表した。

ジャックスでは、2012年4月にスタートした中期3カ年経営計画「ACT11(アクトイレブン)」の中で、トップラインの拡大へ向け、アジアを中心とした海外事業の展開加速を事業戦略として掲げている。今回の契約合意により、2010年に現地法人を設立したベトナムに続き、アジアにおける第二の進出先として、インドネシアで二輪車販売金融事業を展開していく。

インドネシアは、世界第4 位となる2億4,000万人の人口を擁し、中長期的な内需拡大・経済成長が期待されている。二輪車の年間販売台数も800万台超(2011年)を記録しており、日本の約20倍という巨大マーケットとなる。ジャックスは、成長著しいインドネシア市場において、海外事業のさらなる拡大を実現するためにSAF社の経営へ参画することを決定した。

SAF社の経営にあたり、ジャックスのパートナーとなるMPM社は、インドネシアを代表する企業グループSaratogaに属し、自動車や二輪車関連の事業を展開している。ジャックスは、有力パートナーであるMPM社の協力を得ながら、SAF社へ日本国内およびベトナムで培った販売金融事業のノウハウを提供し、インドネシアにおける販売金融分野の事業拡大を進めていくという。

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