2013年3月11日19:05
シャープは、2013年4月22日から、クラウドサービスを活用し売上データの管理やクレジットカード決済を可能とした、コンパクト設計のPOSターミナル「UP-N300」を発売すると発表した。価格はオープンで、年間1万台の販売を目標としている。
UP-N300は、NTTデータが提供するクラウドサービス「PastelPort Plus」のクレジット決済サービスおよび店舗管理サービスに対応している。従来、店舗ごとの詳細な売上管理を行うには、POS端末に加え個別のシステム構築が必要だったが、同サービスを活用すれば、売上データの管理やクレジットカードの決済処理などをクラウド上で行うため、低コストでシステムの構築が図れるという。これにより、設置台数が少ないケースでも手軽にシステムの導入が検討できる。
また、UP-N300は、10.4型タッチパネル液晶にプリンタ、磁気カードリーダなどを一体化させた本体に、売上データの詳細な入力が可能なレジスター用アプリケーションを標準で搭載。中小規模の流通小売業・飲食サービス業などを中心に、幅広い業種に提案していくという。